大阪市民は、中田宏前市長のことをよく知らないのだった

今週、大阪に行った。
用は、別にあったのだが、夜、心斎橋のレコード店、丸橋基さんがやっているプランテーションに行った。
本当は、地下鉄で行けば良いのだが、時間もないので、タクシーで往復した。

中之島の大阪市庁舎前を通過するとき、そのタクシーの車内で橋下大阪市長の特別顧問になった中田宏前横浜市長のことについて聞いてみた。
勿論、彼らも中田氏の名は知っていたが、彼が横浜市長を辞めた経緯等は全く知らないのだった。
大阪圏のマスコミでは、彼が市長を辞めた経緯は、一切報道されていないとのことで、「ああそうなのか」と思った。

事の真偽はともかく彼が、女性スキャンダルと開国150周年イベントの失敗で辞職したことは事実である。
その後彼は、山田宏前杉並区長らと作った日本創新党の候補者として参議院選挙に出た。
だが、横浜市と神奈川県では、中田氏はわずか約8万票しか得票できなかった。
横浜市長選挙の2期目の時は、80万票も取っていたのだから、この間の落差で明らかなように、横浜市民、神奈川県民の評価は大変厳しく、これは有権者は中田氏のスキャンダルを本当だと思った事の証明だろう。

だが、こうした事実とその報道は、他県にはほとんど出ていないのである。
だから、大阪市民は、中田宏氏の業績、悪行については、全くご存知ないのだ。
是非、横浜市会議員太田正孝先生とその同調者の方は、大阪市民に中田宏さんの「ご業績」について、詳しくお知らせして欲しいと思った。
林文子横浜市長について、重箱の隅を突っつくようなどうでも良いことの指摘はそろそろおやめにして、今は大阪市民、大阪市民、府民に中田宏氏のことをよくお知らせする方が必要だろうと思った次第である。
太田先生、よろしくお願いしますよ、正義の味方として。

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