民主党元代表の小沢一郎が無罪になった。
罪状から見れば当然で、むしろ無理やり起訴した方がおかしいのである。
「４億円は、ゼネコンからの献金ではないか」と思う人もいるだろうが、そのことと今回の政治資金規制法違反には、なんの関係もない。
ゼネコンからの献金疑惑もかなり検察のでっち上げくさいものであるのだ。
この小沢無罪で、喜んでいるのは、民主党は勿論だが、自民党、公明党も同じである。
なぜなら、この無罪判決で、民主党内は混乱するだろうが、そのことによって衆議院選挙は、今年末か来年くらいにまで伸びるだろうからだ。
民主、自民、公明が一番恐れているのは、今すぐ選挙をやって、大阪の橋下市長が率いる大阪維新の会の連中が当選することである。
この無罪による混乱で、民主党が解散総選挙がすぐにできないことは、自民、公明にとっても大きな利益があるのだ。
大阪維新の会の橋下徹や松井府知事が、いずれボロをだし、人気が落ちることを民主、自民、公明は狙っているのだから。
それにしても、松井という府知事の品のなさはなんとかならないものだろうか。
まるで、そこらにいる町のアンちゃん、チンピラヤクザである。
それが人気の源泉かもしれないが。