横浜市職員のOB会に行く

横浜市職員の退職者、OBの会である、「港友会」の懇親会に行く。会場は、中区山下町のワークピア横浜。

4年前に私は退職したが、翌日からそのまま再任用職員に採用され、市役所職員の身分だったが、それも3月末に終了した。

5月に用があって関内に行くと、民生局長も務められた君塚道之助さんにたまたまお会いした。

今はなにをされているのか、お聞きすると、

「港友会の事務局にいるから、入ってよ」と言われ、すぐに申込書が送られて来たので、入会した。

会場には、約90人くらいで、半分位はどこかで知った顔。

市役所なんて狭いものである。

こういう会合はくだらないという人もいるが、私はそうは思わない。

人間は、猿や犬と同じ、群生の動物で、群れ集うのは本性であり、一人でいるのは寂しいものなので、こういう会合は意味がある。

新会員なので、順に紹介されたので、

「日本でただ一人の大衆文化評論家になったこと、

11月17日に、美空ひばりの講演会を戸塚区上矢部地区センターでやること」をPRした。

これも営業である。

近年、退職しても、港友会にも入らない人も多いそうで、また今年は特に懇親会への参加者が少なかったとのこと。

入会が少ないのは、老人クラブなどと同じ時代の趨勢で仕方がないだろう。

だが、今回の懇親会の参加者が少なかったのは、この数年で、岡本坦、馬場貞夫、小林広親、池澤利明氏らの幹部職員が亡くなられたことが大きいのではないかと思った。

彼らは、所謂「親分的な人」たちであり、その下には自然と「子分たち」が集まっていた。

私は、そうしたことに一切関係がないのでよくわからないが、やはり子分にとっては、親分が亡くなられては、懇親会に出る意義もなくなるのだろうと思う。

時の流れを新たに感じた一日だった。

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