先週、来月行うトークイベントについて、司会の金子遊さん、現代企画室で担当の小倉裕介さんを交えて会場で打ち合わせをした。
会場は代官山のクラブヒルサイドサロンというところで、代官山というセレブなところですが、「都会の喧騒」が嘘のような静かな場所です。
5月に新たにオープンしたばかりだそうでとてもきれい。
1階上の3階には、ライブラリーもあり、多くの方が選んだすごい本が並んでいる。
当日、早めに来ていただいて、3階のライブラリーを覗くだけでも大変な楽しみだろう。
会員になれば貸出もしてくれるそうです。
当日の内容は、日本で初めて黒澤明論を書かれた佐藤忠男さんをお招きして、その当時のこともお聞きします。
以前の打ち合わせで、佐藤さんにおうかがいした時には、あの本を書くために、全作品を特別にフィルムセンターに金を払って見直して書かれたとのこと。
今は、DVD等でレンタルができるのとは大きな違いがあると実感させられました。
さらに大変だったのは、その後小津安二郎を書いた時で、サイレント時代のは、ニューヨークの近代美術館にしかないので、自費で渡航したそうです。
その他、貴重なお話が聞けると共に、あの黒澤論を思いついた経緯などもお話ししたいと思うますので、是非おみえください。
また、金子遊さんは、映像作家ですが、4年前の衆議院選挙での北海道の新党大地代表鈴木宗男のドキュメンタリー『ムネオイズム』を監督し、6月22日からオーディトリウム渋谷で上映される有望な若手です。
当日は、佐藤忠男、指田文夫というおじさん世代と金子さんに代表される若手との激論が展開されると思います。