大相撲の千秋楽を見ていると、最後に恒例の優勝力士インタビューがあった。
そこで、白鵬は、オリンピックの東京決定のお祝いを言い、「そこまでやりたい」と言った。
まったく参ったなあ。
目前の取組だけにしか頭にない、日本人の稀勢の里以下のばか者力士とは、考えていることのレベルが明らかに違う。
白鵬は、相撲界全体、さらに日本のスポーツ全体のことを考えている。
この日頃の姿勢の差で、すでに白鵬以外の力士は負けていると言えるだろう。
ここで、すぐに思い出したのは、40年前の東京オリンピック、柔道無差別級決勝で、オランダのヘーシンクが日本の神永を押さえ込み、勝った時のことである。
ヘーシンクの優勝に興奮したオランダの一人の観客が、畳に上がろうとした。
その時、ヘーシンクは、
「待て、上がって来てはいけないぞ」と大きな手で押さえたのである。
この時、柔道精神をヘーシンクが完璧に会得していることが、当時高校生だった私にも分かった。
今日の白鵬の発言は、2020年東京五輪に賛成できない非国民の私にも、素直に納得できるものだった。
この上は、2020年まで、横綱白鵬にずっと連続優勝してもらおうではないか。
コメント
反対、東京五輪
他にやらなきゃいけないことあるでしょうに…反対。でも決まったことだから仕方ないし…何ですかね日本人は。”喉元過ぎれば暑さ忘れやすい”民族なんでしょうかね…「復興」をテーマって、それも違う。だいち五輪で復興財源が賄えるわけない。宮城や福島にこそお客さんが流れなきゃ意味がない。とても流れそうにない。ならやらないで、その分を復興に充てるべき。反対。って、あ、これ白鵬の優勝の件でしたよね、すみません、偏っちゃって。