私の高校母校都立小山台高校が、21世紀枠とやらで選抜高校野球大会に出るそうだ。
「へえー」と思うが、都立小山台は意外にも昔から野球が強い公立高校で、私が在学中もなかなかの成績で、少なくとも都大会1回戦で敗退ではなかった。
この頃の捕手が、NHKテレビで9時のニュースもやっていた和田郁夫君である。
さて、小山台は昔は非常に強かったらしく、「昭和20年代には東京都大会で決勝戦にまで行ったことがある」とは、入学後に教師たちからさんざ聞かされたことである。
この時は、慶応高校が当時は東京三田にあり、慶応に負けて甲子園に行けなかったそうだが、今は慶応高校は日吉にあり、神奈川県である。
この時の小山台には、海老坂・小柳という名選手がいて、海老坂は東大に行き、東大野球部でもレギュラーで活躍した。
フランス文学者の海老坂武氏である。
彼がいかに優れた選手だったかは、大江健三郎もどこかで書いていたと思う。
昔から選抜大会は、前年度の成績等から選ばれるのに対して、夏の大会は、その時だけの一発勝負なので、本来は大して強くない高校がその時の運のようなもので優勝してしまい甲子園に出てくることがある。
そうしたチームは本当は強くないので、強豪校に当たった時などは、コールド負けすることもある。
だが、春の選抜大会は、かなり強いチームばかりなので、そうした意外性がなくつまらない、との批判がある。
それでは、21世紀枠は、面白さのためにあるようなものだが、惨敗の笑いもの試合にだけはなって欲しくないと思う。
コメント
甲子園出場
指田さん、選抜高校野球の出場校は、24日の選考委員会で決まることになっていますが、出場校の情報がもう漏れているのでしょうか? 貴殿の勘違いであることを祈ります。私も公立高校出身で母校も3度甲子園へ行っていますので、小山台高校が24日に21世紀枠で選考されることをお祈りしております。
あれっ
新聞で読んだと思っていましたが、21世紀枠の候補だったかもしれません。
今日の朝刊によれば
21世紀枠として全国から9校が推薦されていて、関東・東京地区からは、都立小山台高校なのだそうです。
ご指摘のとおり、この中から24日に3校が選ばれるとのことです。
甲子園出場おめでとうございます。
指田さん、母校小山台高校の21世紀枠での春の甲子園出場決定おめでとうございます。昨日は、各テレビ局のスポーツニュースで真先に取り上げられていました。山田洋次や菅直人、キャノンの御手洗さん、亡くなった筑紫哲也などが卒業生だそうですね。小山台高校の甲子園での健闘をお祈りいたします。
ありがとうございます
特に愛校心もないのですが、一応母校のことは気になるものです。
基本的にまじめな連中が多いのですが、ご指摘のとおり変わった連中もいて、映画界では、新東宝の渡辺裕介、日活の藤井彰などもそうです。
同じ学区の日比谷高校に比べ、東工大など理科系への進学が多いので、技術者ではもっと沢山いると思いますが。
一応、関東大会ベスト8なので、みっともない試合はしないと思いますが。