日曜日の阪神・ヤクルト戦を見ていると、阪神の新人ドラフト2位の小野はさすがにいい投手だが、バレンティンに軽くセンター・バックスクリーンにホームランされるなどで、3点リードされた。
ところが、ヤクルトの新人星も快調に投げていたが、7回に阪神に捕まり同点になり、1,3塁になった。
と、ヤクルトは救援の投手のルーキに4番の福留に対して当然にも敬遠を指示した。
ところが、3球目のルーキの投球は、とんでもなく上に逸れ、キャッチャー中村は飛び上がったが捕れず、大暴投で3塁ランナーがホームインし、5対4になった。
そのまま阪神が投手を繋いで、阪神の勝ちとなった。
ヤクルトでは、昔野村克也監督の時代に、外国人投手に敬遠を指示したことがあった。
すると、その投手テリー・ブロスは言った。
「敬遠の投球を上手くできる自信がないので・・・」、と敬遠はやめになった。
ブロスは、ノーヒットノーランも記録したことのある良い投手だったのだが。
要は、日本とアメリカの投手の投球の仕方の違いによるものだろう。
アメリカでは、ともかく強い球を投げることが第一で、そのための練習をしている。力を抜いて投げるなど、彼らには考えもつかないことなのだろう。
日米の野球の差は結構あるものだと思った。