先日、「映画は映画館だけではない、ネット喫茶でも見られる」と書いたら、新聞に横浜の相鉄ムービルが閉鎖されると出ていた。
横浜でもみなとみらい地区をはじめ、シネ・コンが出来、ムービルも最盛期の半分近くに売上が落ちているので、映画館部分を閉鎖することを決めたのだそうだ。
だが、これを悲観的に取るのは間違いである。
映画は、映画館のみならずテレビ、ビデオ、さらにネツト配信やネット喫茶での視聴等、その流通形態はむしろ拡大・増加している。
今やアメリカで映画館での売上は、全興行収入の2割くらいだそうだが、日本もいずれなるのだろう。
だが、若い人にとって恋人と行く場所として映画館は永遠に不滅だ。
混雑の映画館に行くのは、年寄りには御免だが、恋人たちには待つのも楽しみの時間である。
若者がいる限り映画館はなくならない。