暴走族的言語感覚 

参議院議員の三原じゅん子が、質問の中で「八紘一宇」を称賛したそうだ。

                                           

その無智は仕方ないにしても、こういう言葉に引かれることに、かつての暴走族の言語感覚に似たものを感じた。

彼らは、やたらに難しい漢字を使って、無理矢理に変な読み方をして奇妙な名称等を使用していた。

今、話題の高橋ジョージの虎舞竜などもそうで、最初見た時は笑ってしまった。

こういう英語をわざと難しい漢字に直すのは、彼らの英語コンプレックスの現れだろうと思うが、それはそれで良い。

それは、彼ら「あんちゃんたち」の自由だが、一応は選良たる国会議員がその程度で良いのかは非常に問題だと思う。

今の政治は、ヤンキー化しつつあるのだそうだ、この三原じゅん子の発言をみると、まさにその通りだとお思う。

こうした程度の低さは、逆に自民党支持者層には受けるそうなので、彼女の人気も上昇するに違いないだろう。

まことに困ったことである。

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