『シン・ゴジラ』の意味は・・・

先週の土曜日に、『シン・ゴジラ』を大森に見に行き、2回見た。夏に川崎で見たので、これで3回見たことになり、川崎では売り切れだったパンフレットも買う。

                          

やはり、非常に面白いが、ゴジラが鎌倉から上陸し、洋光台と川崎を横断して東京駅付近に来て、ビル街を大々的に破壊してエネルギーを蓄積するために止まる。

その時、米国を中心とする多国籍軍は、核ミサイル攻撃を主張するが、日本は血液冷凍によるゴジラの非運動化を提案し、実施して成功する。

2011年3月の東日本大震災の時の東電福島原発原子炉の水蒸気爆発、そして欧米諸国は自国民の首都圏からの避難を命じた。

だから、この映画後半の筋書は、もし福島原発の爆発がさらに進み、首都圏も完全に被ばくしたらどうだったろうかとのシュミレーションのように見えて来た。

映画な中で米国は、「たとえこれがニューヨークで起きたとしても核ミサイル攻撃をするだろう」と説明されるが、本当にそうだろうか。

この作品は、原爆の問題をシリアスに取り上げた点で、1954年の第一作に戻ったのであり、それは大いに評価できると思う。

大森を出ると、えにし書房の塚田さんから連絡があり、月末に出す本のゲラ刷りを桜木町で受け取る。

円谷英二、その人について、もっと具体的に書き込んでくださいとの要望をいただき、意見を交換する。

題名は、『ゴジラは円谷英二である 航空教育資料製作所秘史』に決める。

月曜日は図書館に行き、資料を調査することにする。

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  1. シン・ゴジラ   総監督/庵野秀明

    【出演】
     長谷川 博己
     竹野内 豊
     石原 さとみ
    【ストーリー】
    東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)……