勝者の寛容 トランプに欠けているもの

来週に発足するトランプ政権だが、記者会見等を見ているとこの人には上に立つ者の必要な資質が欠けていると思う。

それは、勝者の寛容ということである。

勝って上に立ったとしても、その者は敗者を傷つけてはいけず、鷹揚に許すべきだということだ。

様々な問題はあったが、太平洋戦争後のアメリカが日本で取った政策、姿勢もかなり寛容なもので、それ故に日本占領は成功したと思う。

                                                  

トランプは、そのキンキラキンの成金趣味はまったくの田舎者だが、一番欠けているのは、勝者は敗者を叩かないということである。

さらに、マスコミへの攻撃などは、およそ権力者の取るべき姿勢でないことは当然である。

日本の安倍晋三政権も、かなり近いところがあると見えるのは非常に残念なことである。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする