『スーパーの女』を織田祐二と柴崎コウの二人に分けた映画。
一番おかしいのが、知事部局と議会が独立した機関であることを分かっていない点。
多くの場面で知事酒井和歌子と議会議長石坂浩二が同席し、同レベルで発言している。
議員内閣制の国とは異なり、地方は大統領制であり、議会と首長は全く別の機関である。
首長は議案を出し、議員はそれを審議するので、議案上程前に議員や議会に議案や計画を説明することはない。
本来してはならないことである。小さな町村ならいざ知らず、県レベルで事前審査はない。地方自治法違反。
織田祐二は、すべては「にかっと」微笑めば済むと思っているのか。