砂川啓介、死去

                      

砂川啓介が亡くなったそうだ、80歳。

一般的には、体操のお兄さん、大山のぶ代の夫としてのみ知られているが、実は芸歴は大変に長い。

1954年の吉村公三郎監督の映画『足摺岬』で、自殺する少年で出ている。

この『足摺岬』は、大げさな描写の多い吉村公三郎作品には珍しく、淡々とした映画である。

主人公の木村功を助ける津島恵子の美しさと併せ、センチメンタルといえばセンチメンタルだが、非常に良い映画だったと思う。

日本映画史に残るというほどではないが、一応映像に残っている俳優のご冥福を祈る。

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コメント

  1. 弓子 より:

    佐川啓介さんは、体操ひとすじの人だと思ってました。

    真屋順子さんのご主人も、奥さんを
    丹羽文雄氏の娘さんの、本田桂子さんも丹羽氏を

    それぞれ一生懸命、介護され
    先に亡くなってしまったのですよね。

    介護をされるか、するか、の立場は
    明日は我が身と痛感してます。