週末は何もなかったので、録画しながら「27時間テレビ」を初めて見た。
「日本の歴史」で、見ていて一番に面白かったのは、戦国時代の「僕の金ヶ崎」だった。
織田信長の姉川の合戦のことだが、大杉漣、渡辺いっけい、バカリズム、杉本哲太らのパロディー芝居は、かつてのアングラ・小劇場の芝居だった。
また、様々な時代で現地からアナウンサーがレポートするのは、昔NHKラジオがときどき放送した「架空実況放送」だと思えた。これは、壇之浦や関ケ原等をラジオで実況するもので、なかなか面白かった。これを考えたのは、西沢實さんだそうで、後にこの人は日大芸術学部で教えたこともあるそうだ。
全体は、バカリズムが中心のようで、結構面白かった。
ただ、昭和史になって天皇のことが、豊臣秀吉の子孫の方の「殿下が学友だった・・・」しかなかったのは、フジテレビの限界と言うべきだろう。