愛は消えても親切は残る 2007/7/4 その他 「愛が消えても親切は残る」は、言うまでもなくカート・ボネガットの小説『ジェイル・バード』の冒頭に書かれている。 私の妻は、若いころ職場の近くに作家の矢作俊彦が来たので、色紙を持って行きサインをもらった。 そこには、この文句が書かれていた。 私と婚約したとき、自室に掲げられていたこの文句を見て、「これはボネガットだ」と言うと妻はがっかりして、すぐに色紙を捨てた。 だが、実に良い文句である。