『男の影』
ラピュタの今月は、記者物語。 1964年の松竹大船作品、監督は大槻義一、木下恵介の弟子的な人で、まじめで地味な作品の監督だった。 ...
ラピュタの今月は、記者物語。 1964年の松竹大船作品、監督は大槻義一、木下恵介の弟子的な人で、まじめで地味な作品の監督だった。 ...
オペラシアターこんにやく座の公演を初めて見た。 こんにやく座は、以前からよく知っていたが、どことなく民青歌声的感じがして見なかったのだ...
鉄眼は、黄檗宗の僧侶で、江戸時代の初期に「一切経」(『大蔵経』)を日本で初めて版木に彫り、布教に尽力した偉人だそうだ。 この映画は...
ヒタメンとは、直面のことで、能で面をつけずに演じること。 ここでは、三島由紀夫こと平岡公威が、男としての素顔を、恋人だった女性豊田...
下谷万年町とは、現在の台東区北上野になるが、ここは明治時代は、四ツ谷鮫ケ橋、芝新網と並び、東京3大貧民窟と横山源之助の『日本の下層社...
佐藤栄作首相の主席秘書官を務めていた楠田実の日記である。 楠田は、産経新聞政治部の記者だったが、請われて佐藤栄作首相の秘書官になっ...
川島雄三の松竹時代の特集、1951年の監督作品。 製薬会社の野球部の鶴田浩二と佐田啓二、ノンプロで都市対抗戦に出るくらいのレベルら...
古い映画ばかり見ていると誤解されるといけないので、たまには新作にも行く。 推理物なので、筋書きは詳しく書けないが、意外にもできは良...
一部の新聞に出ていたが、経済学者の岩田弘が亡くなったそうだ、82歳。 岩田弘と聞いて分かるのは、多分60半ば以上の人だろう。 ...
広津家三代とは、小説家の広津柳郎、広津和郎、そして孫の広津桃子である。 和郎が伊藤孝雄で、桃子は樫山文枝。 昭和の初め、祖父...