『放浪記』のいいシーン。

映画『放浪記』で、林芙美子の無名時代、木賃宿(渋谷)で警察の臨検を受ける。刑事は、佐野・黄門さま・浅夫。

宿に逃げ込んできた娼婦(黄門さまは、「淫買」と言う)が連れて行かれるとき、反発した芙美子も同様に勾引される。
「君が行くことはない」と言う画家の小林桂樹(後に結婚する)に対し芙美子は、「これも経験よ」と堂々と一緒に行く。

当たり前だが、この時代の林をはじめ佐多稲子、平林たい子らの作家はやはり偉いね。
今の、室井夕月等のゴミ作家とは違うね。

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