私が高橋和夫先生を好きな理由は、意外にもユーモアがあることである。
今回のアメリカとイランの合意については、アメリカ政府は以前から慎重にいろんな手を打って来て、その一つにホワイトハウスの報道官にイラン人を入れていた。
非常にペルシャ語も上手いアメリカ人を雇用していて、そいつのことを
「デーブスペクターみたいなのですよ・・・」と言い、大笑いだった。
また、イラン人は交渉事が大好きで、前にもバクダットで絨毯を売りつけられた。
その男は、ダルビッシュの親戚と名乗ったそうだ。
結局、千ドルだったが「現金がない」というと「持っていい」と言い、日本からドイツ銀行に送金することになったそうだ。
そのくらいイラン国内は経済的に大変だったとのこと。
イランはペルシャであり、アラブではなく、アラビア語とペルシャ語は日本語と中国語くらいの差があるとのことだが、多くの人は両方話せるらしい。
イランは大国であり、その大国意識は、アジアの中国によく似ているそうだ。