『ダイヴィング・ベル セウォル号の真実』

2014年4月に起きた韓国のフェリー船セウォル号の沈没事件の時、民間でボランティアとして遭難者救出にダイビング・ベルを使って実施した社長を中心としたドキュメンタリーである。

ダイビング・ベルと言うのは、まさに鐘のような形状の鋼鉄の筒で、海に沈めて作業を行い、海難事故の救出が可能だとのこと。

                                                 

沈没後の、韓国海洋警察の救出が進まない中で、ダイヴィング・ベルは最後の頼みの綱になり、成功しないと逆に売名と追及されることになったのだそうだ。

初日の上映で、アン監督からの挨拶もあったが、韓国は、一時期の民主化時代のバックラッシュで、イミンバク、朴槿恵政権は、権威的で非民主的な政権となっており、今やマスコミの中心のテレビも、完全に政権よりになっているそうだ。

韓国も日本の安倍晋三政権のように、ひどいことになっているのかと改めて知った。

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コメント

  1. より:

    弁解
    >ダイビング・ベル

    アン監督の個人的な弁解でもあると思いますが、こうした政府見解に挑む作品が生まれた背景には、あの事件に対して報道が果たすべきだった役割を、SNSに託して、身近な話題として扱う意図があると思います。韓国という遠い地で起きた事件にしては、日韓の報道姿勢に顕著な違いが観られたと思います。韓国は感情的だと思いました。あと、日本の取材攻勢が非常に強かったと言いますか、企業責任をすら問えない韓国の弱さがあったと思います。

  2. さすらい日乗 より:

    こんなことは言いたくないのですが
    あなたは、映画を見たのですか、それとも見ずに書いたのですか。

  3. より:

    Unknown
    観ていませんが。ニュースの場面を繋いだシーンがあったり、ドキュメンタリーとしては弱い、という評価ですね。やはり、取材がしづらいのは、圧力などもあるのでしょうね。

    とても勇敢だとは思います。これだけ、国境を越えて騒がれたのですから、韓国の暗部を自ら晒すもので、全体主義に染まっているのが、今の韓国マスコミなのでしょう。

  4. さすらい日乗 より:

    その評価は非常におかしいと思う。
    ニュース映像はほとんど使っていなくて、監督とインタビューアーで、元テレビ局員と言う共同監督の映像のみのでできているので、むしろ客観性に欠けると思えるのに。

    その評価した人も、本当に映画を見たのでしょうか、疑問がありますね、私には。
    この映画の弱さは、むしろそうした公平性、客観性だと私は思います。