映画『フランシスコの二人の息子』で描かれるのは、セルタネージャというブラジルの田舎の、極めて泥臭い音楽であり、だがポピュラー音楽としては大きな存在である。
ブラジルというと、すぐにお洒落なボサ・ノバと来るが、ボサ・ノバはリオなど大都市の一部のインテリの音楽であり、また1960年代の一時期のものである。
大ヒットした曲は多数あるが、現在はよく聞かれる音楽ではない。
ブラジル文化は、このように極めて多様な面を持っていて、それがブラジルの経済社会の力の源泉だろう。
21世紀はブラジルが経済成長が注目されているが、それはこうした文化的多様性からも来るものなのだと思う。
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ブラジル キリスト像はスゲェ
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