ジョアン・ジルベルト

2004年だと思うが、最初に来日したとき、パシフィコ横浜で見て感激した。
1950年代末からの変わらぬナイーブさにである。

いつものことのようだが、確か開演が数十分遅れたと思う。

ボサ・ノバは、フランスのヌーベル・バーク、日本の太陽族と並び、戦後の世界文化のニュー・ウェーブだったというのが、私の理解である。
どれも、ジャズをはじめアメリカの大衆文化の大きな影響の下に出来た若者文化で、言ってみれば今日のサブ・カルチャー、素人文化時代のはしりでもある。

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