昭和３５年に鈴木英夫監督が、三橋達也主演、東宝で作ったサスペンス映画の名作。
辣腕記者三橋の恋人が司葉子で、『その場に女ありて』などの鈴木作品でいつも良い司がここでも素晴らしい。
安藤昇が白木屋の株買占め戦で横井秀樹を襲撃した話を基にしたもので、犯人を隠匿した読売新聞記者三田和夫は、最後は会社をくびになってしまう。
その後、三田は正論新聞という雑誌を作り、長く「ブラック・ジャーナリズム」に君臨したそうだ。
鈴木作品は、いつも現実の描写がしっかりしているので、サスペンスの盛り上りがすごく良い。
非情な社会部長が東野英次郎とは意外だが、無力な論説委員の専務が江川宇礼夫というのは、適役。
この人は、「貫禄は立派だが、力や中身はない」という役をやらせると本当にぴったりだった。
コメント
走る走る飛ぶ走る。
「獄門島」見てるし。いや、正確には「見ながら寝てしまってた。」か。獄門島 監督: 市川崑 出演: 石坂浩二 , 司葉子 , 大原麗子 , 加藤武 収録時間:141分 レンタル開始日:2004-10-08 Story 石坂…
走る走る飛ぶ走る。
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