『女舞』

『女舞』

久しぶりに見た大変気持ちの良い映画だった。 1961年、松竹大船、大庭秀雄監督作品、主演は岡田茉莉子と佐田啓二、脇には千乃赫子、岩下...

『ノルェーの森』

『ノルェーの森』

村上春樹の小説の映画化としては、私が見た範囲では一番良いと思う。 大森一樹がATGで作った『風の歌を聴け』などは、形だけの中身の全...

『動脈列島』

『動脈列島』

1975年、東京映画で増村保造が監督したサスペンス映画。 ほぼ同時期に、同じ新幹線もの映画として、東映の『新幹線大爆破』があり、増...

『長崎の鐘』

『長崎の鐘』

ラピュタで『愛染かつら』で大笑いした後に見たのが、この良心作。 昭和20年8月の長崎の原爆で亡くなった永井隆博士の話、藤山一郎...

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汚しの効果

一年で一番嫌な、部屋の掃除を終わり、洗面所もきれいにして見ると、なんともリアりティがない。 まるで、「汚しの前のセットみたいだな」と思った。...

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閉店大安売

世田谷の三軒茶屋に、閉店大安売を掲げている靴屋がある。 パブリック・シアターに通いだして10年くらいになるが、ずっとその靴屋はある。 英語...

芸格の大きさ

芸格の大きさ

衛星劇場で1957年松竹の『大忠臣蔵』を見た。監督は時代劇のベテラン大曽根辰夫である。 脚本は、後に黒澤明の脚本も書く井手雅人、主...