古今亭今輔

正月1日は、NHKBSの『昭和なつかし亭』を毎年見ている。
今年は、古今亭今輔の「おばちゃん三代記」が最高だった。
落語は、ラジオでよく聞いていたが、古典落語は嫌味なので嫌いで、新作はもっとつまらないと軽蔑してきた。
だが、1日に見た録画の古今亭今輔はすごかった。

彼は、おばあちゃん落語で有名で、随分聞き、描写は上手いと思っていた。
だが、一昨日見て、その語りが闊達なのに驚いた。
間違いなく名人。
やはり、喋りが上手かった三遊亭金馬など、私は、落語は喋りが闊達なのが好きだと思った。
さらに、漫才のあした順子・ひろしも面白かった。まだ、現役でやっているとは驚いた。早速、CDを注文する。

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コメント

  1. 通りかかりのモノです より:

    おばぁちゃん三代記、素晴らしかったですね。
    ネットをさ迷っておりましたら、ふと目に留まりまして、書き込みさせていただく次第です。

    昭和なつかし亭を観たおかげで、久しぶりに寄席に行きたくなりました。

    芸能人と呼ばれる人は多くなりましたが、名人と言われるほどの、凄みを感じさせてくれる方は、居ないと感じます。
    消費が是とされる、時代の流れのせいでしょうか・・・。

  2. 落語における官と民

     民営化推進とか小さな政府とかいういっぽうで、国家への讃美が、さして違和感もなく受けいれられ、わきあがっているのは、どういうことだろうか。小さな政府というならば、自衛隊の民営化も検討されてしかるべきじゃあないのか。民営化に反対する自衛官達が、仮想敵国の…