菊名で飲む

昨日は、河北直治さんが主催する路上観察会の妙蓮寺篇が2月定例会として行われた。

参加したかったのだが、正月明けからの腰痛が治らないので、午後の町歩きには参加せず、夜の懇親会に行く。

菊名駅近くの「どぶ板通り」の店で、十数人の方が4時すぎから飲んでいる。昨日も、初めは日が出ていたが風が強く、途中では雨も降ったとのことで、すぐに菊名での飲み会になったのだという。

この菊名のどぶ板通りは不思議なところだが、その由来は、戦前にこの裏に東急東横線と国鉄横浜線を繋ぐ線があり、その前のどぶ川の両側に店舗ができたのだとのこと。当初は八百屋などもあったが、次第に飲食店になったようだ。

この継続線は、今は「子どもの国」になっている、田奈弾薬庫と関係があったのではないかと思う。つまり、田奈弾薬庫から積荷を積みだし、東横線で桜木町まで運んで港から出すというルールではないか。もちろん、横浜線で東神奈川駅に持っていき、そこから港に出すというルートもあったわけだが、軍は様々なケースを想定し複数のルートを確保していたのだと思う。

こうした私鉄と国鉄の継続線は、他にもあり、御殿場線の松田駅付近で、小田急線から御殿場線に入る線路がある。

これなどは、東海道線が米軍の爆撃で使用できなくなった回避線として戦時中に計画されたものだそうだ。今では、小田急新宿駅から、御殿場駅に行く「あさぎり」の路線として使用されている。

来月には、腰痛を治して町歩きにも参加したいと思っている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする