「百合ちゃんだけが頑張っているんじゃないか・・・」

私が横浜市の総務局国際室にいたとき、田口隆総務局長に会ったとき、よく言われた言葉である。百合ちゃんとは、4月から横浜市副市長になる荒木田百合さんのことだ。

この田口さんは非常にスマートな人で、前任の広瀬さんが、非常に慎重で思慮深く、市会の勉強会でも、「ここは、・・が、でしょうか、の、でしょうかね」などと文言の細部にまで拘る人だったのに対し、非常に簡単だった。

一読し問題がないと、「わかったから、もし修正があるならファックスで送ってくれ」と言って5時過ぎるとさっさと帰ってしまう。「素晴らしい良い局長だな」と思ったものだ。

だが後に、彼は前妻と離婚し、新しい奥さんと一緒になった直後だったので、早く家に帰りたかったのではないか分かって「なんだあ・・・」と思ったものだが。

また、田口さんは何事にも独自のご意見を持つ方で、私と荒木田さんが「横浜市の国際化施策」などを調査していると、「横浜を国際するには、ホテルをどんどん建てればいいんだ」とホテル・ニューグランドの原範良行社長が聞いたら、悶絶するようなことを平気で言われる。

それはその通りかもしれないが、ニワトリと卵の関係みたいなもので、そう簡単に言われても困るしかない。そして、私に言うのが、

「国際室も何をやっているのかね、百合ちゃんだけが頑張っているんじゃないか・・・」

田口さんの独自のご意見は当たったことになり、今回の副市長就任を予言したわけだ。

さて、荒木田さんの能力で、他の役人には到底敵わないものがある。

それは、市役所以外の普通の市民の方々とすぐに仲良くなれることで、これは天性のものである。

だから、今後は横浜市での各局などの担当業務に精励されると共に、林市長と市民などとをつなぐ役割を果たしてもらいたいと思う。

多分、林文子市長もそうした役割を期待した上での起用だと私は思うのだ。

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