スポーツではない相撲

横綱朝青龍が、大相撲巡業には同道せず、モンゴルでサッカーに興じていたことが大問題となり、横綱の品格の問題とされている。
本来ならば、大した問題ではないように思えるが、ここで言われるのが相撲は国技であり、精神が問題なのだということである。
精神論は嫌いだが、相撲は実は演劇なのである。
これは、私が言っているのではない。
かの碩学、折口信夫が著書で書いていることである。

相撲は劇であり、儀式なのだから、やはりそこには品格が必要なのだ。
その意味では、「美しい国・日本」のまさに国技なのだ。

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