私は、退職後、地元の外国人中学生学習支援教室のボランティアとして、外国人中学生を担当してきた。中国人が多かったが、今はバングラデシュ系の中2の男子である。
現在の彼はよくは知らないが、だいたい中国系では数学が得意である。そして、国語はもちろんだが、社会や理科も、実は日本の社会や歴史への基礎的知識がなんらかの形でかかわってくるので、外国人中学生は苦手のようだ。
そして、先日の東京新聞の読者投稿で、「ブラジルにいる孫は数学は得意」と書いてあった、他の科目は苦手な科目も多いのだそうだが。
そうなると、数学は、ことに中学生程度のレベルでは、それぞれの国や地域の言語を越える国際的なものなのだろうか。専門的知識のある方は、教えていただきたい。