小林旭の『遥かなる国の歌』

1962年の日活映画、脚本若尾徳平・池田一郎、監督は野村孝。
前半は、トランペットの小林旭が小高雄二らと共にジャズ・バンドとして売り出す話。後半は、フィリピン・香港から密航した少年山内賢の母親探しのの話。その鍵になる歌が、あの『ダヒルサヨ』。
そして、面白いのは旭たちのバンドがオートバイに乗ってジャズ喫茶に行くことで、「楽団マッハ」。当時のカミナリ族の上を行く連中としてマッハ族という名称があったが、それを使っている。
本当はすでにジャズ時代ではなく、ロカビリー時代だったのだが、細かいことはどうでもいいだろう。
ともかく60年代の日活映画は面白い。

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