昨日の3月15日は、父の命日だったので、東京池上の実家に行く。
まずは、本門寺境内のお墓にお参り。
天気も非常に良い、暖かい日曜日だったので、境内は大変な人出。
本門寺内のレストランで食事した後、池上の旧道沿いの実家に戻り、夕方まで4人の兄姉たちと話す。
父と母をはじめ、叔父、叔母のことなど。
父は、1901生まれで、1960年に58歳で亡くなった。
そのとき、私は小学校6年生で卒業の直前、「記念文集」のガリ切り編集をやっていた。
父は、死ぬ3年前の夏に脳梗塞で倒れ、奇跡的に回復したが、3年後の3月15日の午後、勤務先の小学校で倒れ、意識は戻らず、その夜に死んでしまった。
最初に倒れた後も、余り養生していなかったようで、現在のように降圧剤で十分に治療していてれば、二度目に倒れることもなかっただろう。
いずれにしても、父の世代は戦前、戦中、戦後と、戦争による被害が大きかったと思う。
逆に言えば、大変ドラマチックな人生を多くの日本人が経験したわけだが、やはり過酷な一生だったと思う。
そして来年は、父の50回忌になる。
よく歌舞伎では、「何代目なんとか50回忌追善」と言う公演がある。
だが、普通の人では50回忌など、なかないかないものだが、父が58歳と比較的若くして死んでしまったために、来年は50回忌を迎えることになる。
そして、今年77歳になる長女をはじめ皆元気である。
まさに、超高齢化時代。