山下公園で行われているアフリカン・フェスタ2011に行く。
3年前の国連アフリカ開発会議のとき、それまで日比谷公園でやっていたのを、会議開催と同時に横浜でやることになったもの。
今年も5月に開催する予定だったが、東日本大震災で延期された。
各国やNPOのブースも大盛況だが、まっすぐにメイン・ステージに行く。
山下公園の一番奥にあり、この辺は20年位前、私が港湾局の管財課にいたとき、下水ポンプ場を作ったのに合わせて、その上にステージ状の広場を整備したものだが、その前に仮設ステージが置かれていた。
相当にお客さんが来ているが、カメラを持った高齢者が多い。
アフリカのダンスとカラフルなファッションは良い素材なのだろうか。
ニャマ・カンテというモリ・カンテの関係者らしい女性歌手がやっていたが、二流なのに態度が不遜で不愉快だった。
この程度のミュージシャンを持ち上げているらしい日本のマスコミはどうかしている。
家に戻って調べると、やはりモリ・カンテの姪とのことで、音楽は完全に「イェケ・イェケ」サウンドだったが、一番良かったのはブルースだったのは、これいかに。
例によって、バンド・チェンジに異常に時間がかかり、4時近くにやっと最後のメインの招聘アーチストになる。
招聘と言っても、その国から成田までの飛行機代は、その国持ち、勿論その国の飛行機会社なので、タダなのだが。
キーボードのシェック・ティジャヌ・セックで、日本在住のママドゥ・ドゥンビアをメインに様々な国からのアーチスト。
これはさすがの迫力と力量だった。
本物は、やはり違う。
いつも思うが、この「アフリカン・フェスタ」という名称はおかしいと思う。
アフリカンは英語で、フェスタはスペイン・ポルトガル語である。
英語で言えば、アフリカン・フェステイバルで、スペイン語で表記するならば、フェスタ・ジ・アフリカーノだろう。
外務省がこんないい加減な混合表記で良いのだろうか、疑問に思う。
4時半過ぎ、陽も落ちたので、バスで家に戻り、日本シリーズ第二戦を見る。
特別にソフト・バンクのファンではなく、落合は監督としてもすごいと思う。
だが、落合の勝っても、負けてもいつもシラッーとしている態度は何とかならないものだろうか。
プロ野球は、興行なのだから、それを盛り上げる一環として監督のコメントもあるはずだ。
落合のコメントは、いつも興奮に冷水をかけるものになっている。
ソフトバンクが、贔屓の杉内で負けたのは、誠に残念。
日本シリーズは、どちらが勝っても良いが、第7戦までやって欲しいと毎年思っている。