嫌なことの多い日々だが、今年一つだけ良いことがある。
クリスマス・イルミネーションなるものが極めて少なくなったことである。
例年は、この時期になると、「まるで町中が発狂したのではないか」と思われるほど、キャバレーのようなネオンが光っていて、テレビでは有名スポットまで紹介していた。
本来、クリスマスは、それぞれの家庭で密かに祝うべきものであり、まるでキャバレー・ショーのように「我が家は幸福ですよ!」と宣伝するのは、見ていて大変苦々しかった。
それが、東日本大震災以降の、節電の中で急に減ったのは、大変喜ばしいことである。
勿論、夜なので、特に節電する必要も本来はないのだが、無駄なことはしない方が良いのは当たり前である。