明日、7月21日は、音楽評論家で、『ミュージック・マガジン』の創立者の中村とうようさんの衝撃的な死から、早いものでもう1年になる。
報じられた7月22日は、私は、伊勢神宮に行く旅行の当日で、朝刊を見て大変驚いた。
そのままバスツアーに出て、夜ホテルに着いてから、山岸伸一さんや北中正和さんに電話して事情を聞いた。
それを記念し、中村とうようさんの膨大なコレクションが寄贈された武蔵野美術大学では、「追悼コンサート」が明日21日に行われる。
そして、この横浜でも、コニニュティFMのラジオ局FM戸塚で、毎週金曜日の夜に、ご自分の番組『ミュージックラウンドアバウト』を持っておられる山岸伸一さんからお話があり、「中村とうようさんと横浜」、特に1991年から1996年まで開催された「WOMAD横浜」について話して来た。
FM戸塚のスタジオは、東戸塚の駅前、1階に東急ストアがあるビルの二階にあり、午後2時から録音をした。
実質53分で、それを目標に話したのだが、結果は10分近く超過してしまったので、若いスタッフに編集してもらう。
操作は、完全にコンピューター上で行われ、画面上に音声の波形が表示され、それをパソコンで文章をカットするように次々と編集していく。
今の言葉で言えば、「さくさくとしていく」となるのだろうが。
「こんな風にできるのか」と感心してしまう。
全体として、勿論もっといろいろなことを話したかったが、時間が制限されているので、当然言いたかったことの半分も言えなかった感じだが。
勿論、私はボランティアだったが、これも中村とうようさんのご供養と思った次第。
とうようさん、本当にありがとうございました。
また、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
内容については、本日夜11時から放送されますので、是非お聞きください。
サイマルラジオなので、ご自宅のパソコンで聞けます。