『ワイルド・パーティー』

『女豹ビクセン』など巨乳映画で有名なラス・メイヤー監督作品。
例によってやたらに裸が出てくるが、話は田舎の女性ロック・バンドがハリウッドに来て成功するが、様々な苦難に会い、最後は愛に戻り結ばれるという極めて道徳的な作品。
冒頭に、「これは『哀愁の花びら』の続編ではない」というナレーションが入るように、ハリウッドの内幕もので。とても皮肉で面白い。
このDVDは、昔TSUTAYAで2本1,980円のバーゲンで買ったもの。

ビデオ・DVDは再販制が適用されないので、いくらでも新品の安売りができる。
先日も、ヨドバシに行ったらバーゲン品が沢山あった。本やCDも、本来そうなるべきなのだ。その方が、むしろ需要が増えて最終的には販売数が増大する。
再販制は、日本では新聞が該当しているため、問題点が新聞にでることは絶対にない。
小泉構造改革で最初にやってほしいものが、再販制である。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 生ける屍 より:

    書籍のダンピングには異議あり!
    >本やCDも、本来そうなるべきなのだ。その方が、>むしろ需要が増えて最終的には販売数が増大する。

    現状の再販制の是非については、正直、僕はよく分かりません。ただ、今はデフレ時代ですよ? 
    デフレ期に安易にダンピングを奨めるような発言はいかがなものでしょうか? 出版界のマクドナルド化(値下げでいっけん売上は拡大したが、結局は市場も利益幅も頭打ちになり、売っても売っても利益が出ない状態が訪れる)をもたらすだけと思いますが?
     
    また既に日本の出版界には「文庫化」という事実上の時限再販制があります。文庫書下ろしのラノベやキオスクミステリの世界はとっくに昔から薄利多売ですし、卑近な話、本を安く買いたいだけなら古本屋や古本チェーンに行けばそれでいいのでは?
    新刊をダンピングさせる「規制緩和」にはちょっと賛同できないですね。

    さらに言えば図書館がもっと本を買えばいいのですよ。活字離れとデフレ不況で泡を喰った印税生活者(専業作家)たちが「無料貸本屋」と図書館を目の仇にしていますが、少なくとも初版3000部程度の出版物(一般的な書籍や学術書・専門書の99%以上はこの程度のささやかな部数が出版社にとっての最低採算ラインのはず)に限れば、自治体や学校の公的なアーカイブが購入量を増やせば業界的にはそれで充分にトントンでやっていけるはずなんですけどね。

    マーケットを闇雲に拡大させるよりも、行政はまずはこうした地道な政策に出るべきなんですが・・・。
    (印税で生活してらっしゃる「専業」のみなさんのご不満に対しては、この活字離れ・多媒体化・デフレ時代にお気の毒ですね、としか言い様がありませんが・・・)