『バンガー・シスターズ』

『ワイルド・パーティー』を買ったら、偶然送られてきた情報でつい買ってしまったDVD。バンガーとは、「ヤリマン」といった意味らしい。

昔、ロスでグルーピーとして名をはせた二人の女、ゴールディー・ホーンとスーザン・サランドン。ディスコを首になったゴールディーは、昔の相棒のスーザンの住むフェニツクスに行く。
スーザンは弁護士と結婚し、驚くほどリッチな生活をしている。一番傑作だったのが、台所にあるバナナ用のハンモックで、バナナを痛めないため、ハンモックに置いてある。
ゴールディーの唯一の自慢がジム・モリソンとやったこと。
スーザンの娘に言うと、「ヴァン・モリソン?」と聞かれるギャグがおかしい。今の若者はジム・モリソンを知らず、やはりアメリカでもヴァン・モリソンは有名なのか。

相当に際どい話(ロック・スターのペニス写真を見せ合うところが最高!)だが、二人の演技の上手さで全く嫌味がない。
『デットマン・ウォ-キング』という死刑問題を扱った作品でアカデミー賞を取ったスーザン・サランドンが、こういうセックス・コメディーに主演するのは、実に偉い。
ゴールディー・ホーンは映画『プライベート・ベンジャミン』以来の贔屓だが、さすがに上手い。

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