アマゾンに評価が出た 『小津安二郎の悔恨』(えにし書房)

アマゾンの本のレビューで、次のように拙書「小津安二郎の悔恨」の評価が載っていた。

もちろん、estさんは、まったく知らない方である。

いずれ、来月にはいろいろな評価が出てくるだろうが、いずれにしても、極めて本の趣旨をきちんと捉えた素晴らしい書評である。

なによりも、こうした普通の市井に住む方に評価されることが一番うれしい。

          

カスタマーレビュー

5つ星のうち 5.0
投稿者 est 投稿日 2015/8/24
この本の価値はなんといっても不当に評価され続けている
「東京暮色」をメインに据えていることでしょう。

不思議なまでに評価の低いこの作品を改めて取り上げることで
その価値を浮かび上がらせています。

また後半では黒澤明の徴兵問題、家族の問題など、
独自に著者が調査して発見した点を多々取り上げていて
こちらも興味深いです。

小津論にしても「非常線の女」の原案など、
やはりこちらもその点で独自の発見に基づいて調査した
論など、
 ここのところ議論が反復しつけている小津論の中でも
一歩前進した本だと思います。

estさん、大変ありがとうございました。

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