山田、トリプル・スリー達成

ヤクルトの山田内野手がトリプル・スリーを達成した。

以前は、トリプル・クラウン、三冠王が良く騒がれたが、最近は言われず、トリプル・スリーの方が話題になることが多い。

ホームラン30本、打率三割、盗塁30個で、ホームランと打率は打撃だが、盗塁は少し異なるので、打つだけの野手は無理なので、結構難しい記録のようだ。

三冠王は、バースをはじめ、ブーマーなどの大型外人選手が取るので、その分人気が落ちているのかもしれない。

調べると、戦後では岩本義行、別当薫、中西太、簑田浩二、秋山幸二、野村謙二郎、金本知憲、松井稼頭央が記録している。

この中では中西が意外だが、やはりすごいと言えるだろう。

松井稼頭央も30本もホームランを打ったのは意外だが、やはり調子の良い年は、そうしたものなのだろう。

              

山田哲人は、まだ若く足も速いが、本来はホームラン・バッターではなく中距離ヒッターだと思う。

だが、ヤクルトでは3番で、次に畠山がいるので、投手も勝負してくれ、今後もそう簡単には打撃成績は下がらないと思われる。

この次は、ぜひ連続トリプル・スリーを目指してもらいたいと思う。

日本のプロ野球では複数回達成した選手はいないのだから。

日本の野球の欠点は、投手の投球間隔が非常に長いことで、一球ごとに打者の心理を考えて投げるというのは、まるで相撲の立ち合いのようで、私は大嫌いである。

大リーグ並みとは言わないが、投手はどんどんと球を投げ、打者はどんどんと打ち、走った方が爽快で面白いのだから。

ホームランは野球の花というが、盗塁も花だと私は思うのだ。

山田にはもっと頑張ってもらいたい。

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