阪神、最下位に転落

阪神がヤクルトに負け、ついに最下位になった。

まだ、阪神は22試合も残していて、中日、横浜とも同じ4位だから、まだCSに出られる可能性はあるが、私は今年はもうだめだと思っている。

そして、これで金本知憲監督はクビにした方が良いと思う。理由は、「超変革」なるスローガンがすべての阪神の良さを壊してきたからである。

1960年代中頃からの阪神ファンだが、伝統的に阪神は守備のチームだった。投手と守りが完璧で、少ない得点でなんとか勝つというチームだった。それが捕手を含めてひどい状態になっているのだから、負けるのも当然なのだ。

昨日も、ファーストにナバーロを入れたためにレフトに陽川が廻った。

3回の山田のレフトフライを陽川が取れずに2塁打にして、投手の青柳は調子がおかしくなり、4番の雄平に打たれて、その結果負けた。陽川の守備は、解説の小早川雄彦は、はっきりとは言わなかったが、プロとしてはとても恥ずかしいレベルだった。

陽川の守備もそうだが、他の試合でも、守備のミスから負けに繋がった試合が多く見られた。

チーム編成では、FAなので仕方ないが、大和を出してしまったのは、最大の間違いだった。なんとしても大和は阪神にいさせるべきだったと思う。広島に菊池がいるように、「阪神には大和がいて内野は完璧」となるべきだったと思う。

要は、金本監督のスローガン「超変革」の間違いの結果である。

残り試合が多いので、連勝で行くのではという希望的観測もあるようだが、余ほどのスーパー・スターが出てこない限り、残念ながらあり得ないだろうと思う。

後継監督は、元巨人の桑田真澄が最適と思うとだけ言っておくが、できるなら元阪神ではなく、守備に優れた人になって欲しいと一ファンは思う。

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