やはり公明党がキャスティング・ボードを握っている。

衆議院千葉7区は、僅差で民主党が勝った。期日前投票があまり多くないという報道だったので、もしかすると民主が勝つのではと思っていたが、そのとおりになった。
期日前投票というのは、実は公明党票が大変多いのである。
なぜ多いかは書かないが、事実だ。感じで言えば期日前投票の50%くらいは公明党票だろう。
今回、これが多くなかったことは公明党が、熱心にやらなかったということになる。

前回の衆議院総選挙は自・公与党の圧倒的勝利で、自・公と民主の得票数は、大体3対2だった。だが、小選挙区制なので、議席としては3分の2を越す大勝利になる。
だが、この3の内、自民は2で、公明票が1だったのである。
だから、自公大勝利には、公明の1が大きく貢献してた。
本来、自民と民主は2対2で、大きな差はないのだ。
だから、今後もし公明が自民から離れたら、形勢は一挙に逆転することになる。

今回、公明があまり熱心にやらなかったのは、来年の地方選、参議院選を考えるととても興味深い現象である。

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