今回の日馬富士の暴行騒動の奥には、将来の白鳳VS貴乃花の理事長争いがあるのではと書いたところ、なぜとのご質問があった。
中学生のころから私は、途中の説明を省いて結論を言う癖があったようで、これもそうらしい。
優勝40回目と絶対王者の白鳳にとって、残された目標は相撲協会理事長しかないだろう。
もちろん、それには理事になることが必要で、そのためには日本国籍の取得が前提になる。
モンゴルか日本かの決断を迫られることになるが、私は日本の方を取ると思う。その方が利益が大きいからである。
一方、貴乃花も国民的人気を背景に理事長になりたいと思っている。
だから、今回の暴行事件に背景には、白鳳対貴乃花の将来の理事長をめぐっての争いがあると思うのである。
近年の人気の凋落を見て白鳳は、理事長への野望をあきらめるかどうかだが、今はまだ分からない。