仮想通貨なるものが話題となっているが、私の考えたところでは、通貨というが一種の相場ではないかと思う。
相場には、いろいろあり、市場経済である以上、あってよく、小豆や生糸などが有名だが、中には変わったものもある。
それは、コンニヤクである。
なぜかというと、コンニヤクは、多年草で1年ではできないために、年によって収穫高が大きく上下するからなのだそうだ。
つまり、ある年に値段が高騰すると、「来年は儲かるだろう」と思って作付けする人が多くなる。
すると翌年は、出来過ぎて暴落するという仕組みだそうだ。
昔々、横浜にタウン誌『浜っ子』があったが、二代目のオーナーは、コンニヤク屋でお金持ちだったと、編集長の渡辺さんからきいたことがある。多分、相場で儲けた金でタウン誌を始めたのだろうと思う。
そういう金の使い方は私は良いと思う。