『(秘)女郎責め地獄』

月丘夢路特集の後、近くのバンダリでカレーを食べ、午後は同じラピュタで昨年亡くなられた田中登監督作品を見る。
『(秘)女郎責め地獄』は、ロマンポルノ初期の傑作の一つで、田中陽造のシナリオも昔読んだが、映画で見るのは初めて。

中川梨絵は、ロマンポルノ初期に活躍した女優の一人。
話は江戸時代で、切り店と呼ばれる最底辺の娼婦の生態。死神おせんと呼ばれる中川が、様々な男と関わる。
正直に言って映像は美しいが、余り面白くなかった。
田中監督は映像に凝らず話を進めたときの方が面白いように思う。

ここに私の高校時代の後輩の女の子が出ていて改めて驚く。
薊千絽、本名は鈴木仁美で私の2年下、一緒に演劇班にいた。
確か、シンガーソングライターのかぜ耕士と結婚したはずだ。
30年以上も前の映画であるのか。

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