ワールド・ミュージックだ、ブラジルだと言っているわりには、キャロル・ベイヤー・セイガーのようなカマトト歌手も大好きである。
キャロル・ベイヤー・セイガーの代表作『真夜中にくちずけ』は、LPもCDも持っている。
LPを買ったのは、多分下北沢のRAREあたりだろう、チュチュのような洋服の彼女が靴下を履く姿のジャケットにひかれてだった。
裏は、夫バート・バカラックと微笑んでいる写真。
CDは、ヤフーのオークションでつい最近に買った。
1曲目の「I won’t break」が最高で、「真夜中にくちずけ Sometimes late at night」も良い。
歌は、決して上手くないが、声と曲が良く、さらにバカラックとピーター・アレンの編曲が最高である。
以前、中山美穂のステージの演出をやっている大学時代の友人に、こういう感じが中山美穂には合っているのではないか、と言ったが、利用したかは知らない。
中山美穂も、辻仁成のみに奉仕していないで、そろそろ一般大衆、彼女のファンに奉仕した方が良いのではないかと思うが、いかがなものだろうか。
それが、ある時期でもレコードを買ってくれたファンへのお礼である。