『16才の戦争』続き
松本俊夫の映画は観念的であるが、半分は脚本の山田正弘の性のように思える。この山田という人は、元は詩人で映画の脚本を書くようになり、当...
松本俊夫の映画は観念的であるが、半分は脚本の山田正弘の性のように思える。この山田という人は、元は詩人で映画の脚本を書くようになり、当...
松本俊夫は、高校・大学時代の私の最大のアイドルだったが、この監督は、実は「眼高手低」であると知ったのも、高校3年のときであった。 彼の評論集...
昨日、本牧ムービックスで『隠し剣 鬼の爪』を見に行ったら、火曜メンズ・デーで1,000円だったので、『笑いの大学』もついでに見た。先週金曜に...
先日、『ゴジラ』の第一作を見ていたら、カメラマンが玉井正夫であることに気がついた。 玉井正夫と言えば、東宝での成瀬巳喜男作品の...
『隠し剣 鬼の爪』は『たそがれ清兵衛』とよく似た映画だが、こちらの方が良い。そして、これを見て最初に思い出したのは、1952年に黒澤...
川崎市民ミュージアムの「独立プロダクションの映画作家たち」で、家城巳代治の作品を4本見た。 この人は、左翼的監督で、代表作は三国連...
日活映画『四つの恋の物語』を見ていたら、ダイアルのない電話機が出てきた。 脚本三木克己(これは、井手俊郎が東宝以外で脚本を書くとき...
「小林旭のアキラ節のルーツは、進駐軍ソングである」と思い当たったのは、今年3月病院に入院していたときであった。 入院中、ヒマなので...
岡本愛彦氏が死んだ。新聞にはテレビ初期の名作『私は貝になりたい』を演出した。後に映画も撮ったが『津軽絶唱』や『愛の化石』等たいしたも...
昨日は、フィルム・センターで高峰秀子主演の『秀子の応援団長』を見た。 監督千葉泰樹、主演は高峰秀子、アトラス軍の投手に灰田勝彦(中...