『イーハトーボの劇列車』
言うまでもなく、井上ひさしの戯曲で、宮沢賢治を描いた作品だが、劇の主人公は幕が進むにつれて、賢治から無名に死んでいく民衆になって行く。 宮沢...
言うまでもなく、井上ひさしの戯曲で、宮沢賢治を描いた作品だが、劇の主人公は幕が進むにつれて、賢治から無名に死んでいく民衆になって行く。 宮沢...
昨日、佐藤利明さんと小津安二郎の『東京暮色』の評価についてやりとりしましたが、平成9年1月に、このブログで書いていたので、再掲します...
慶長17年の巌流島での宮本武蔵(藤原竜也)と佐々木小次郎(溝端淳平)の決闘から6年後、鎌倉の禅寺の開寺の坐禅が始められている。武蔵の他、柳生...
先日、新宿のサザンシアターで、民芸の『集金旅行』を見た。 言うまでもなく、井伏鱒二の小説が原作で、1957年に松竹で岡田茉莉子と佐...
昨夜、楽天の初優勝の騒ぎを横に、関内のスリーエスで、宗澤俊郎さん、喉さんと一緒に 「ほろ酔いトーク 黒澤明の一夜」をやりました。 その中身は...
先日、『ぞめきが消えた夏』についてひどい芝居だと書いた。 だが、場内は満員、それに働いているスタッフが妙に生き生きとしていて、嫌々...
大日本帝国軍人が全員長髪の芝居を初めて見た。アトリエエッジの『ぞめきが消えた夏』 友人の知り合いの女優が出ているからと券を買わされ...
バーナード・ショー原作の、15世紀のフランスで突如現れて祖国の危機を救い英雄となるが、囚われの身となり火あぶりの刑に処せられたジャンヌ・ダル...
幕間、隣の若い女性二人組が話していた。 「星さんのファンフリンに枕元で話してほしいわね」 「星の王子様」のような星智也にベット脇で話しかけ...
先月に見たのだが、一応良い芝居だったので、思い出しつつ書いておく。 樋口一葉の晩年の19歳から死後2年までを描くもので、6人の登場...