昨日の雨と変わり、朝から晴天で、どこでも運動会が行われている。
家の前の南区日枝小も運動会だが、見ていると運営に結構生徒が参加しているようだ。
私の知り合いの年上のある方は、東京の公立中学の校長をやっていて、最後は文京区の名門中の校長だった。
そこでは伝統で、運動会や文化祭の企画、運営は生徒がやっているとのことだった。
日教組嫌いのその方は、「教師が手を抜き、楽したいので生徒にやらせているのだ・・・」と言っていた。
確かに、その面はあるだろう。だが、生徒にできることを自主的にやらせるのは大変に良いことだと思う。
かつて都立日比谷高校では、2年生になるときの組替えを生徒たちにやらせていて、自由に自分たちの好き同士で組を作らせていたそうだ。
4年前、日比谷出身のイベントプロデューサーの田村光男を追悼するイベントで知り、「やはり日比谷高校はすごい、小山台程度とはレベルが違う」と驚いたものだ。
できることは、たとえ中学、高校生であろうと若者にやらせることが、彼らを育てる一番の方法だと私は思う。
もちろん、きちんと見守る大人の目は必要だが。