松本龍大臣

松本龍環境大臣が、復興担当大臣に任命された。

勿論、彼は憶えていないだろうが、1990年の秋、三軒茶屋の昭和女子大の人見記念ホールで行われた「フェスティバル・コンダ・ロータ」で、今は某大学の助教授になった横浜市のN君の紹介で、ご挨拶したことがある。
松本龍氏とN君は福岡の高校の同級生だったのである。

こんなイベントに来る国会関係者と言えば彼と、もう完全に政治の世界を離れてしまったが、佐藤謙一郎氏くらいなものだったと思う。
多分、翌年の1991年の開催を予定していた「ウォーマッド横浜」のことを話したと思う。
当時、すでに衆議院議員に初当選したところだった。

松本氏は、言うまでもなく部落解放の父松本冶一郎氏の孫に当る方である。
松本冶一郎は、生涯独身で、甥の松本英一を養子としたので、直接の孫ではないが、孫に当ると言ってよいだろう。

彼の父親も参議院議員で、松本冶一郎氏も戦前戦後も国会議員を務めておられたので、三代に渡る議員一家で、実は大変な資産家でもあり、閣僚の資産公開では、いつも最上位にいる。

60歳と、まだ若い松本龍氏には、復興担当大臣として、ご活躍されることを期待したい。

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