弱きをくじき、強きになびく男

大阪市の橋下徹市長は、慰安婦問題の発言の内、沖縄で米軍司令官に「沖縄の風俗産業を活用して欲しい」と言った部分は、謝罪し撤回したそうだ。

この人は、アメリカのような強いものが出てくるとすぐに謝ってしまう。

要は、弱いものいじめであり、強いものにはすぐになびいてしまう人間なのである。

負ける喧嘩はしないとも言えるし、また卑怯だとも言えるだろう。

彼の心の中に女性への差別意識があることは間違いないと言えるだろう。

「かつて世界中に従軍慰安婦があったことは事実だ」と言ったところで、どのような意味があるのだろうか。

政治家が、こうしたことを公の場で言うことは慎むべきだと私は思う。

なぜなら、政治とは言うまでもなく、社会を良くし、前に進めることが最大で最後の目的なのだから、こういう後ろ向きの発言は甚だよろしくないのである。

例えば、橋下徹市長は、アメリカのオバマ大統領に対して、「アメリカの建国のためには黒人奴隷制度は必要だった」と言えるだろうか。

恐らく言えないに違いない。

問題はそうした礼儀の問題であり、政治というのは本質的に建前であり、本音ではないからである。

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