「晩節を汚す」そのもの 石原慎太郎の証言

昨日行われた、石原慎太郎元東京都知事の証言は、まさに「晩節を汚す」そのものだった。

まず、「脳梗塞で平仮名も忘れ、記憶も不十分だ」と言ったが、本当かねと思う。

同じ脳梗塞を患った者として見て、言語障害が残るのは、右麻痺であり、これは女性に多く、男性は左マヒで、言語障害は普通起こらず、記憶障害も少ない。

これは私もそうだが、普通の男性に起こるものであり、長嶋茂雄のように右麻痺で、言語障害が残るのは非常に珍しいのである。

石原慎太郎が、本当に彼が言うように右麻痺だったとすれば、彼も長嶋茂雄のように、乱暴に言えば「女性的」な人間であったことを証ている。

やたらに武士だとか、戦場に行くとかなどの勇ましいことを言うのも、本当は違うのではないだろうか、彼の本性が。

いずれにしても、石原慎太郎の現在の姿、また「記憶にない」とか「忘れた」とか連発する無責任ぶりは、まさに見苦しいことであり、「晩節を汚す」とは、このことである。

戦後、日本をリードしてきた石原慎太郎、そして裕次郎の石原神話は完全に崩壊したと言えるだろう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 弓子 より:

    「晩節を汚す」

    きのうも
    我が家で交わされた言葉でした。(苦笑)