川崎市民ミュージアムの今月は、作家今東光シリーズ。
森繁主演の『続・おいろけ説法』が面白かったので、次の『おいろけ繁盛記』も見る。
監督は同じく佐伯幸三だが、主演は森繁から進藤英太郎、やくざの親分も山茶花究から伴淳三郎に。
河内の村に女医池内淳子が来ておきる色と金の騒動。勿論、最後は常識的に事はすべて収まり、めでたしめでたし。
脚本は、藤本義一で、藤本脚本は、大映京都のアクションものはつまらなかったので馬鹿にしていたが、これは彼の師匠川島雄三風の人情喜劇なので、なかなか面白かった。
だが、この映画には、大げさにびっこをひく中村是公やインチキ中国人の天王寺虎之助などが出てくるので、テレビでは絶対に放映できない映画。
河内人種の、色と金の執着の強さが笑える作品である。
イタリア映画喜劇のような味わいがある。
コメント
信ずることと考えること―講義・質疑応答 (
タイトル通り、この第2巻を含む全6巻の講演は、本を読まなくなった現代日本人にとっての論語であると思う。仕事でくたびれ果てても、寝っ転がって聴けばいいんです。何回も聴いて下さい。時間を経て聴いても全然OKだと思います。10年後、20年後...、死ぬ間際で…